巨人軍の原監督が辞意…極貧打線に疲れ果て
プロ野球巨人軍の原辰徳監督が成績不振などを理由に辞意を表明、来季の指揮を後進にゆだねることになった。12年にわたって指揮をとり、その間にリーグ優勝7回、日本一に3回、立派な成績を残した。もう少しやれるかなと言う気もするが、本人がここが潮時と考えたのだろうから仕方がない。
ファンの1人として「ご苦労さまでした」とねぎらいをおくりたい。
原監督も辞任の弁で語っているが、最後までチーム力が上がってこなかった。
シーズン開始からチャンス潰しの「振り回し打線」が目立ッた。塁上に走者をためても、主軸打者がバットを振り回して内野ゴロの併殺打…また、めぐってきたチャンスもあえなく併殺というありさまだ。しぼり球を相手投手に読まれているのかな…と考えさせられることが多かった。
主力打者のほとんどが打率2割3分か2割4分じゃお話にならない。
野球少年の時代に「おじさん監督」から「片手打ちはいかん」ときつく注意された。だが、巨人軍の主軸打者を見ているとその片手打ちを繰り返す…そして最後は凡
フライでおしまい。たまにはホームランもあるが、とてもプロの選手とは思えない。
打撃コーチを兼ねる主軸が4打席連続三振ということもあった。
タイムリーが打てない打線のシワ寄せはどこへ出るか。ピンポーン! 投手が踏ん張らなければ試合にならない。ほとんどの試合、4回か5回で投手が息切れしてつぶれ、中盤で負けが決定だ。直球とスライダーだけじゃ戦いにならないのに、序盤で3点、4点取って、これはいけるぞ!と中継ぎ投手にまかせた途端、これが相手打撃陣の狙い打ちにあって簡単に逆転され、はね返すこともできず試合終了。
そんなチームにどうしたら勝ちぐせをつけられるか。こっちは「おもしろくねえ」とテレビを消してしまえば済むが、原監督は胃が穴だらけになっただろう。
高い金を使ってシーズン途中に相次いで補強した大物外人打者が、1、2本の線香花火のような「お披露目安打」で姿を消していたのが象徴的だった。プロ球界を背負っているという意識が選手に乏しいのかもしれない。
川柳「朝囀」いつまでも あると思うな ファンとカネ (誠)
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