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2015年11月

2015年11月26日 (木)

違憲だけど無効じゃない…まだそんなこと言ってるの?

 「1票の格差」が最大2・13倍だった昨年末の衆院選挙は法の下の平等に反し「違憲状態」との判断を最高裁が示した。ただ、選挙無効、やり直しの請求は混乱を招く恐れがあるとして退けた。違憲だけど無効じゃない、違法だけど違反じゃない…何が何だか分からない。もう、4年間もそんな国会を甘やかす「大甘判決」が繰り返されている。理解できませんね。

 

 選挙で票を投ずるという行為は憲法で定められた最も重い権利である。

住む場所によって格差があってはならない。「1票」は等価値でなければならない。しかし、人口はすべての地域で増えたり減ったりする。

その増減する人口を基にした選挙区設定だから格差が生ずるのは避けられない。

仕方がないから格差はどこまで許されるか裁判所に判断してもらおう。

 

 それが今の「1票の格差」論議だ。国民がそこまでは受容せざるを得ないと納得するレベルを保てるような制度や区割りを国会が責任もってつくるべきなのに、バッジを付け続けたい現職議員が不利になる制度や区割りを認めない。

だから、「5増5減」だ、「6増5減」だと声の小さい選挙区に痛みを押しつけて小手先の数字合わせでごまかし続ける。それを最高裁に判断させる。

 

違憲だが選挙結果は無効じゃない。選挙はやり直す必要はない。そんな判決を続けているのだから、国会はそれを読み込み済みで小手先のつじつま合わせを続ける。現実として最高裁判断は新聞、テレビに報道素材を提供しているだけで何の意味もない。最高裁は国会に対して制度改善計画の提出を迫るほどの厳しさが必要だろう。今回は「合憲」判断を示した裁判官も出るなど世論に逆行した流れは気になる。

 

「1票対1票」という等価値が無理な人口基準を続けるなら、ある程度の格差を受容するよう憲法を改正するしか手はないだろう。欧米では60倍、70倍という格差を許容している米国、スペインなどの例もあるように憲法を民主主義の現実に近づけることも真剣に考えないといけない。死んでも改憲はゆるさないという姿勢は通らない。憲法尊重―にも限界があろう。

 

 

川柳「朝囀」 やっぱりね 護憲お化けが 相手です  (誠)  

 

 

 

 

 

 

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2015年11月24日 (火)

どうなる橋下氏の次の一手…誰にも読めません

 

 おおさか維新の会代表、橋下徹大阪市長の去就が注目されている。

12月の市長任期満了をもって政界を引退すると公言していたし、22日に施行された大阪府知事・市長のダブル選挙戦の演説でも「ぼくはいったん、(大阪都構想を問うた)住民投票の結果で政治家としての生命は断ちました。8年間ありがとうございました」と頭を下げていた。

 

 しかし、これまでにいろいろな局面で「責任取る」「ケジメをつける」と言いながらその通りにしたことはない。何かと理由をつけては居座りを続けてきた。それに今回のダブル選挙は接戦予想だったにもかかわらず、ダブルで圧勝となった。しかも、「いったん政治生命を断った」発言の根拠になった大阪都構想の再考を賭けた選挙での圧勝だから、それだけでも豹変の理由になる。

 

それだけではない。「いったん政治生命を断った」発言の中の「いったん」がクセモノだという読みがまことしやかに広がっている。「いったん」は「いったん」で、ことと事情が変わればその時はその時だ…という腹で、その事情変化の第一弾が「大阪都構想再考を賭けたダブル選圧勝」という読みだ。それもあながち外れてはいないだろうが、改めての都構想となると簡単ではない。

 

いや、そんなことはとっくに計算のうちで、「新しい府知事と市長にお任せだ」くらいのことを言ってリモートコントロールだろう。それより本職の弁護士復帰を公言しながら、党の法律政策顧問に就くことになっている点が怪しい。あれだけ多くの政治家を維新の党から迎えての「おおさか維新の会」だから見殺しにするわけがない。事実上の党代表で実権をにぎり続けることになるだろう。

 

顔を見るのも嫌だという松野頼久維新の党をのばらせることはしないだろう。次の参院選、衆院選はその松野維新の党をトコトン攻めあげる手に出るに違いない。それは橋下氏自身が自ら出馬し、松野維新の党に一矢も二矢も報いることになる新たな展開を意味する。橋下氏の「いったん」はそのための体力温存と態勢固めの準備期間を意味しているとみるが、果たしてその結果は?

 

川柳「朝囀」次の一手 解説者にも 読めません  (誠)

 

 

 

 

 

 

 

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2015年11月19日 (木)

白鵬の猫だまし、なぜ批判する…国会ではしょっちゅうだ

 横綱・白鵬が関脇・栃煌山との取り組みでやった「猫だまし」に対してまだ批判の声が続いている。なんでそんなに目くじら立てるんだろう。

反則でもないし、禁じ手でもない。立派なワザじゃないか。    

文句があるなら、これこれこういうところが望ましくないんだ、と本人にも分かるように説明してやるべきだ。

 

 元横綱の北の湖理事長は「横綱としてやるべきことじゃない」と痛烈に批判しているが、なぜ横綱はやってはいけないのか。

 権威のある横綱が相手力士をびっくりさせてひるませ、そのすきをついて負かすというのはその名の通り「だまし討ち」だから、ふさわしくないというのか。正々堂々、真正面から勝負すべきだというのだろうか。

 

立ち合い直後、「パチン」と手を打って真正面から受けて立つように見せかけ、栃煌山が勢いよく突っ込んできたら、スッと左に動いて栃煌山を泳がせ。さらに振り向いてもう一度「猫だまし」、あっさり寄り切った。見事な連続ワザだった。

栃煌山はしばしぼう然、いやぶ然たる表情でくやしさを隠しきれなかった。

あまりの早ワザ、それも立て続けに二度だから場内は騒然とした。

 

横綱のだましワザという前代未聞の出来事、それも連続だから、厳しい批判につながったのかもしれない。でも、正統なワザであり、ずるいことをしたわけではない。不正をしたわけではない。白鵬も横綱を張ってから長い、少し体力の衰えも見える。勝つことに徹するなら、横綱の名誉だの何のと言っていられないだろう。そのワザがはまりそうな相手を選んで仕掛けたのだろう。

 

裏切られた思いがあったかもしれないが、「きたないぞ」「ずるいぞ」と乱れ飛んだヤジの方が観客の姿勢として問題だろう。ことの済んだ後で批判するのではなく、そういうワザを繰り出すことが横綱としてなぜふさわしくないのか外国人力士にも理解されるよう機会をつくって教えるべきだ。こういう批判ばかり繰り返していると、「外国人力士いじめ」にしかならない。

 

川柳「朝囀」国会で いつもやってる 「猫だまし」  (誠) 

 

 

 

 

 

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2015年11月12日 (木)

最高裁、人間味ある裁きを…認知症老人の列車事故賠償訴訟

 91歳の認知症の夫が徘徊中に列車にはねられ死亡、振り替え輸送などの損害賠償720万円を命じられた。あなたがもし妻だったらどうする。いや、訴訟の担当裁判官だったらどうする。認知症は今や誰にも可能性がある。上告審の最高裁は、妻と鉄道会社から意見を聞く弁論を来年2月2日に開くことを決めた。二審の控訴審の結論が幾分でも軽減されるよう期待したい。

 

要介護度4の愛知県大府市の認知症の男性(当時91歳)が独りで徘徊中、JR東海道線の駅構内で列車にはねられ死亡した。JR東海は妻(当時85歳)と横浜に住む長男に振り替え輸送などで生じた720万円の損害賠償を求めた。訴訟に持ち込まれ一審の名古屋地裁は妻にも長男にも監督義務があったとしてJR東海の請求通り720万円の支払いを命じた。

 

妻と長男は控訴、昨年4月の名古屋高裁の二審では長男に対する請求は退けたものの妻に対してはJR東海の請求の半額にあたる約360万円の支払いを命じた。半額に減額されたとはいえ普通の老女が簡単に支払える金額ではない。老女は上告した。JR東海も納得できないとして上告した。老女にしてみれば止むにやまれぬ上告だっただろう。あなたならどうする。

 

一審の地裁は論外だが、二審の高裁も老女に介護責任を果たしていないと賠償を命じた裁判長は鬼だ。男性は妻がまどろんでいるちょっとの間に家を抜け出してしまったが、裁判長は「目を離して介護義務を怠った」「徘徊防止の出入り口のセンサーのスイッチを切っていた」と指摘した。年寄りが年寄りを介護する老老介護の実態も知らず、法律を杓子定規に当てはめ判決を下した。憤りを覚える。

 

こんな血も涙もない裁判官にこの訴訟を担当させた地裁、高裁に不信感を覚える。85歳という老女に「介護の対応が十分ではない」とはむごい。それが自分の母親であってもそう責め立てるか。私も90歳を超す母を自宅介護した。部屋の高いところへいくつかのカギをつけ徘徊に出ないようにした。でも、自分の親を部屋に閉じ込めるなんて苦しい。カギをかけないでおきたいと思うんです。

 

ちょっと目を離したスキに出てしまう。老人の足とはいえ想像もつかぬほど遠くまで行ってしまう。85歳という老女では無理もないのです。監視が不十分だと裁判長は言ったが、介護は肉体も精神もズタズタにする。目を閉じた瞬間、たちまち睡魔におそわれてしまう。ちょっとまどろんだことがそんなに罪なことか。最高裁の人間味ある裁きを待とう。

 

川柳「朝囀」法律の 隅をつついて 木でくくる  () 

 

 

 

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2015年11月11日 (水)

賭博3投手、選手生命断たれる…みせしめか

 

プロ野球の熊崎勝彦コミッショナーは、野球賭博の福田聡志(32)、笠原将生(24)、松本竜也(22)の3投手に無期限失格の処分を下した。巨人は3人に契約解除を通告した。3人は事実上、選手生命を断たれた。

処分は真摯に受けるべきだとは思うが、3人をもって一罰百戒の見せしめ、いや、事件の幕引きにしようとしたとも思える。厳罰ゆえの後味の悪さが残る。

 

調査委員会の報告書は、関係者から十分な聴取の協力が得られず、実態を明らかにできなかったと認めているではないか。処分を受けた投手たちは他の選手の間でも賭けトランプや賭けマージャン日常的に行われていたと証言しており、賭け事が常態化している環境にあったことがうかがわれる。その中でたまたま福田投手の負け金取り立てトラブルで腐敗の一部が発覚したに過ぎないのかもしれない。

 

実態の究明を待たず処分を急いだとすれば、聴取できなかった部分にもっと汚れた人物、選手などがいたことを推定できる。警視庁が捜査を開始しているというからびっくりするような事実が今後飛び出す可能性もある。恐らく迫る捜査をびくびくしながら見守っている者があるに違いない。巨人軍だけではない。ほかの球団だって徹底して調査し、自らうみを出すべきだ。

 

プロもアマもスポーツが神聖だなんて思いもしないが、自ら生涯の仕事と選んだプロ野球を賭博の対象にするなんてバチあたりな話だ。スポーツの中でも競技人口もファンも圧倒的に多い野球。子どもたちに夢を与える。夢中になって白球を追う子どもたちの姿…福田も笠原も松本も自らもそんな時代があっただろう。

その3人がどうして悪に手を染めてしまったのだろう。

 

 球児と呼ばれる坊主頭の高校生がドラフト報道で囃し立てられ、契約金1億円年俸3千万円…などというスポーツ新聞の見出しがおどる。そういう派手な一面が金銭感覚を鈍らせているのかもしれない。それとは逆に低迷する選手には賭け事の誘惑がつきまとうのかもしれない。22歳、24歳といえばこれからだ。それが事実上やり直しがきかない無期限失格だ。かわいそうな話でもある。

 

 「朝囀」賭けどころ 賭博と人生 踏み違え (誠)

 

 

 

 

 

 

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パンツのゴムみたいに伸びたり縮んだり…就活解禁がま変わる

 大学生の就職活動日程がまた変わる。面接の開始、つまり「解禁」は4年生の6月からに前倒しになる。今年から従来の「4年生の4月から」を「4年生の8月から」に後ろ倒ししたばかりだが、間を取って2か月だけ前倒しする。パンツのゴムじゃあるまいに伸ばしたり縮めたり、一体、何を考えてるんだ。

 

今年から「解禁」を4か月先延ばして「4年生の8月から」にしたのは、卒論制作など大学生の勉強時間を確保するためだとされたが、結果は逆さまに終わった。               

経団連のそんなルールを真面目に守る企業ばかりではない。大企業が先頭に立って解禁破りを演じ、内定、内々定をどんどん出し、解禁を迎えた時点では内定率は50%をうかがっていた。

 

その結果は大学生の就活期間がかえって長期化し、負担が重くなってしまった。このため経団連は、問題点が明らかになっているのに改めないのは無責任だとして2年連続の変更に踏み切った。早いうちにお気に入りの企業の内定、内々定を欲しいのは人情だ。企業だって早いうちに人材を確保しておきたいのだから採用活動は前のめりになる。

 

そんなこと百も承知で協定やルールづくりをする経団連は無責任だ。もっとも一番の無責任は自前の就職指導体制ができていない大学だ。学生を集められるだけ集めておきながら就職活動は就職情報会社のセミナーや講習にお任せで内定率を学生集めの売りにする。人材、人材…と口では言いながら採用を就職情報会社に丸投げの企業ともどもこの国の「無責任構造」の複合症状だ。

 

破ったって何の罰則もないのに「協定」「協定」と騒ぎ立てる経団連もどうかしている。就活開始時期より1年も早く、大学生がまだ3年生だというのに内定者や内々定者を出し、口封じをしているという話もある。奨学金まで出している大企業の闇の「人さらい」を取り締まらなければ意味がない。そんなことも知らずリクルートルックに身をかため就活に汗を流している学生があわれだ。

 

 

 川柳「朝囀」協定に 命吹き込む 人いずこ (誠)

 

 

 

 

 

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2015年11月 5日 (木)

核廃絶決議案に核大国の賛同なし、国連外交は大丈夫か!

 日本の核廃絶決議案が国連総会で核大国から賛成を得られなかったのは腹立たしい。米国に次ぐ資金を出していることも含めて支援の在り方を考えるべきだ。

156カ国の賛成で採択されたものの、ロシアと中国の反対は仕方ないが、昨年まで共同提案国だった米国、英国、昨年は賛成だったフランスがそろって棄権に回るなんて国連創設のころに逆戻りだ。

 

日本は決議案にすべての国が核兵器の全面的廃絶へ共同行動をとる決意を新たにすることのほか、指導者の被爆地訪問を提唱し核の非人道認識を広げることを盛り込んだ。それに対して米国、英国が棄権に回った。核の非人道認識を足場に世界が核兵器禁止条約の実現を迫る動きを強めていることに警戒感を抱いたためだといわれる。そうだとするとオバマ大統領の「核なき世界」はまやかしだ。

 

中国の対決姿勢は首脳会談が行われたことが白々しい。原爆被害は、日本が仕掛けた侵略戦争の直接の結果だと決めつけ、被爆地訪問の提起は「(加害者としての)歴史をわい曲するものだ」と傳聡軍縮大使は断言した。

唯一の被爆国としての日本の叫びを聞いてほしいと私たちは願うが、それも核大国の戦略に巻き込まれてあえいでいる。くやしいではないか。

 

10月21日の国連軍縮委員会で傳大使は「日本は原発の使用済み核燃料から取り出したプルトニウムを大量に保有しており、核開発に乗り出す可能性がある」「国内に核武装を求める声が根強い」ととんでもない演説をしている。佐野利男軍縮大使が「非核3原則を堅持している。核武装の意図なんかない」と反論したが、根も葉もない話がまかり通る国連はこわい。

 

日本は同盟国、米国の「核の傘」の下にいるという現実もあって、核兵器の法的禁止にも踏み込めないスタンスをとり続けている。広島、長崎の被爆地からは核廃絶に真剣さが感じられない、と非難されている。そこを核大国から見透かされていることも事実だ。唯一の被爆国としての本音の平和外交を国際社会で展開できる日は来るだろうか。外交すじはしっかりしてもらいたい。

 

川柳「朝囀」内情は お隣さんが よく分かり  (誠)  

 

 

 

 

 

 

 

 

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2015年11月 4日 (水)

8億円借り入れ不起訴不当の議決、幕引きにさせるな!

 解党したみんなの党の元代表、渡辺喜美氏の8億円借り入れに絡む政治資金規正法違反で東京地検が不起訴にしたのは不当だとして、検察審査会は再捜査を求める議決をしたと報道されている。再捜査は当然の話だとしても、議決は10月22日付けだった。2週間近くも知らなかったのか、発表待ち報道のなれの果てかどっちかだろう。そんなことで検察当局の尻をたたけるのか。

 

化粧品大手会長から8億円も借りたのに政治資金の収支報告書にも記載はなかった。このため大学教授らが政治資金規正法違反容疑で告発したが、東京地検特捜部は嫌疑不十分として不起訴処分にしていた。特捜部の敏腕捜査官でもシッポがつかめない。よほど巧妙に仕組まれたか、規正法そのものが抜け道だらけのザル法なのかどっちかだろうが、政治家には逃げ得を許してはならない。

 

渡辺元代表の場合はとにかく借入金の額があまりにも大きい。8億円はロッキード事件の田中角栄元総理の5億円、東京佐川急便事件の金丸信元副総理の5億円をいずれもしのいでいる。借りたのが参院選や衆院選の直前でお礼の挨拶メールまでやり取りしている。貸した側は「当然、選挙資金だと認識している」という証言もあるのに収支報告書不記載の罪にも追い込めなかった。

 

「個人の借り入れ」という言い逃れで逃げ切った。規正法は政治団体としての収支の記載を義務付けているだけで政治家個人の収支報告は対象にしていないところを逃げ道にしている。刑事責任を問うのは困難にしても道義的責任は逃れられないだろう。常識外れの金額であり、それを説明できないのでは公人としての政治家の責任を果たしていない。

 

渡辺元代表は衆院選で落選という憂き目にあるが当然だ。再捜査申し立ては強制力がないから強制起訴の可能性はほとんどない。その意味では悪業の幕引きへの儀式みたいなものだ。検察審査会の制度そのものを改める必要がある。金浸けの政治、それもどんどん巨額化する流れに司法は警告を発する責任がある。

「捜査に積極的に協力する」―本人のコメントが白々しい。

 

 

川柳「朝囀」あと一歩 幕引き近し 秋晴れだ (誠)

 

 

 

 

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2015年11月 2日 (月)

日中韓3国、新聞はケンカさせておきたいらしい

 

 

 

 きょうの朝刊各紙をみる限り、わが国の新聞は日中韓3国をいつまでもケンカ状態にしておきたいらしい。関係修復が整ったのではおもしろくないのだろう。

 

3国首脳会談で合意した内容は共同宣言要旨を示しただけで分析も評価もない。スポーツの観戦記ではあるまいに、共同記者会見における3首脳の一挙一動をああこう書き連ねて、さも問題あるかのように扱っていた。

 

 

 

3首脳は笑顔を見せつつもぎこちなく手を重ねたとか、手さぐりをするかのような握手は歴史問題などをめぐる隔たりを象徴していたなどとかっこいい書き出しだ。協力は歴史などの敏感な問題を善処する上で成り立つ…李克強中国首相は冒頭、日本をけん制、瞬間、朴槿恵韓国大統領は顔をあげ、安倍首相は李首相をじっと見つめた―今にも何かがはじまりそうな書き方だ。

 

 

 

安倍首相が共同記者発表でほほ笑みを浮かべながら、朴大統領と温かく迎えてくれた韓国のみなさまに感謝したいと語ったのは友好ムードを演出したのだという。そうだろうか。人としての礼儀だろう。朴大統領が「歴史」に言及し、会場は緊張した空気に包まれたと書いているが、緊張したのは会場じゃなく、3国間の隔たりを何としても書きたかった記者自身の心中ではなかったのか。

 

 

 

中国の李首相を厚遇する韓国にわが国が反発し、舞台裏の駆け引きが続いたと書き連ね、李首相は会見で「歴史の直視」を強調し終始無表情で愛想笑いもなかったとか、本格的な関係修復に向かうか、今後の展開は予断を許さないなどと険しい表現ばかり目立った。もう少し希望が持てることは書けないのか。日本の新聞じゃないか。批判もいいが、前向きなメッセージを送ることを忘れないでほしい。

 

 

 

 

 

川柳「朝囀」仲直り させたくないと 変な声  (誠)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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