« 日中韓3国、新聞はケンカさせておきたいらしい | トップページ | 核廃絶決議案に核大国の賛同なし、国連外交は大丈夫か! »

2015年11月 4日 (水)

8億円借り入れ不起訴不当の議決、幕引きにさせるな!

 解党したみんなの党の元代表、渡辺喜美氏の8億円借り入れに絡む政治資金規正法違反で東京地検が不起訴にしたのは不当だとして、検察審査会は再捜査を求める議決をしたと報道されている。再捜査は当然の話だとしても、議決は10月22日付けだった。2週間近くも知らなかったのか、発表待ち報道のなれの果てかどっちかだろう。そんなことで検察当局の尻をたたけるのか。

 

化粧品大手会長から8億円も借りたのに政治資金の収支報告書にも記載はなかった。このため大学教授らが政治資金規正法違反容疑で告発したが、東京地検特捜部は嫌疑不十分として不起訴処分にしていた。特捜部の敏腕捜査官でもシッポがつかめない。よほど巧妙に仕組まれたか、規正法そのものが抜け道だらけのザル法なのかどっちかだろうが、政治家には逃げ得を許してはならない。

 

渡辺元代表の場合はとにかく借入金の額があまりにも大きい。8億円はロッキード事件の田中角栄元総理の5億円、東京佐川急便事件の金丸信元副総理の5億円をいずれもしのいでいる。借りたのが参院選や衆院選の直前でお礼の挨拶メールまでやり取りしている。貸した側は「当然、選挙資金だと認識している」という証言もあるのに収支報告書不記載の罪にも追い込めなかった。

 

「個人の借り入れ」という言い逃れで逃げ切った。規正法は政治団体としての収支の記載を義務付けているだけで政治家個人の収支報告は対象にしていないところを逃げ道にしている。刑事責任を問うのは困難にしても道義的責任は逃れられないだろう。常識外れの金額であり、それを説明できないのでは公人としての政治家の責任を果たしていない。

 

渡辺元代表は衆院選で落選という憂き目にあるが当然だ。再捜査申し立ては強制力がないから強制起訴の可能性はほとんどない。その意味では悪業の幕引きへの儀式みたいなものだ。検察審査会の制度そのものを改める必要がある。金浸けの政治、それもどんどん巨額化する流れに司法は警告を発する責任がある。

「捜査に積極的に協力する」―本人のコメントが白々しい。

 

 

川柳「朝囀」あと一歩 幕引き近し 秋晴れだ (誠)

 

 

 

 

 http:gonbee-72.cocolog-suruga.com

 

 

« 日中韓3国、新聞はケンカさせておきたいらしい | トップページ | 核廃絶決議案に核大国の賛同なし、国連外交は大丈夫か! »

ニュース」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 8億円借り入れ不起訴不当の議決、幕引きにさせるな!:

« 日中韓3国、新聞はケンカさせておきたいらしい | トップページ | 核廃絶決議案に核大国の賛同なし、国連外交は大丈夫か! »

2019年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

最近のトラックバック

無料ブログはココログ