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2015年12月23日 (水)

渡辺元代表の8億円借入再び不起訴…巨悪逃げ延びる

 東京地検特捜部は、解党したみんなの党の渡辺喜美元代表の8億円借り入れに絡む政治資金規正法違反についてまたも不起訴にした。もう、マスコミも関心が薄れてしまったのか、社会の無関心を反映してか、記事は探さなければ分からないような新聞の片すみにあっさりと載っていた。

これで捜査は終結、巨悪は逃げ切ってしまった。

 

渡辺氏は化粧品大手会長から8億円も借りたのに政治資金の収支報告書に記載がなかった。このため大学教授らが政治資金規正法に違反するとして告発したが、東京地検は嫌疑不十分として不起訴処分にした。今年10月、検察審査会が「不起訴は不当」と議決したのを受けて東京地検は再捜査していたが、渡辺氏の「個人の借り入れだった」との主張を崩せず、再び不起訴とした。

 

鬼の特捜部でもシッポがつかめないほど巧妙に仕組まれたのかどうか分からないが、こんな巨悪をはびこらせてどうする。渡辺氏の場合はケタ違いの額だ。ロッキード疑惑の田中角栄元総理の5億円、東京佐川急便疑惑の金丸信元副総理の5億円を悠に超える。借りたのが参院選や衆院選の直前でお礼の挨拶メールまでやり取りしている。「選挙資金と認識していた」という貸した側の証言もある。

 

「個人の借り入れ」という説明で逃げ切った。規正法は政治団体としての収支の記載を義務付けているだけで政治家個人の収支報告は対象にしていないところを巧妙に逃げ道にした。刑事責任を問うのは困難にしても道義的責任は逃れられないだろう。常識外れの金額であり、それを説明できないのでは公人として政治家の責任を果たしていない。こんな人物に有権者は何を託したのか。

 

元代表は衆院選で落選という憂き目にあるが同情の余地はない。再捜査申し立ては強制力がないから強制起訴の可能性はほとんどなく、悪業の幕引きへの儀式に過ぎなかった。金まみれの政治、巨額化する金の流れに警告すら発することができない司法にむなしさを覚える。「捜査に積極的に協力する」―再捜査の申し立てに発した元代表のコメントが今、悪魔のささやきのように聞こえる。

 

 

川柳「朝囀」この人も 2度の不起訴で 生きのびる (誠)

 

 

 

 

 

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