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2015年12月 3日 (木)

命後回しの血液製剤メーカー、国の甘やかしだ

 もはや企業倫理などという言葉なんか通じない。

国の承認を受けていない添加物を入れて血液製剤をつくったり、ウソの記録でそれを隠していた熊本のメーカー「化学及血清療法研究所」の不正行為には驚きを通り越し、怒りを覚える。

 

 かつて国、メーカー、大学の三者による構造犯罪として騒がれた薬害HIV訴訟の被告企業一つで血液製剤のほかにワクチン、抗がん剤などを製造している。

明らかになった不正は国の承認にはない添加剤を入れて血液製剤を製造したり、国の承認を取らずに製造方法を変更し、製造効率を上げていた。

 つまり、安全を後回しにして効率を優先していた。

 

 非加熱製剤による薬害エイズが問題になり、加熱製剤への切り替えが必要になったのに便乗するかっこうで不正が行われたことが判明した。

国の調査や査察で不正が発覚するのを隠すため、偽の製造記録を作成し、不正記録のページにはしるしをつけて国の査察時には事前に抜き取っておいてバレないようさまざまな隠ぺい工作を重ねていた。

 

 メーカーの上層部も不正な製造や隠ぺいを知りながらそれを放置してきた。

人の命にかかわる重大な違法行為、反倫理的行為だという認識が組織的に欠落していることに暗たんたる思いがする。

 そんな悪徳メーカーが製薬業界のリーダー的存在にとどまってきたことには驚くばかりか、国の甘い監視、監察を疑わざるを得ない。

 

国の関係官庁の天下り先になってはいないか。癒着はないか。その辺をしっかり調査して厳罰に処すべきだ。薬害HIV訴訟の和解時点でも不正製造は行われていた可能性がある。経営陣もそれを承知していたとみられる。和解にあたっての誓約は何だったのか。組織ぐるみの裏切りともいえよう。国はメーカーへの保護政策を含め指導体制を見直すべきだ。薬害が発生してからでは遅い。

 

川柳「朝囀」甘やかし はびこる命 食らう闇  (誠)  

 

 

 

 

 

 

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