32年間無免許の教師、テスト点数デタラメな教師…とんでもない
32年間も無免許で山形県の県立高校で教壇に立っていた女性教諭(55)の話にびっくりしていたら、京都では決められた回数だけテストを実施せず成績をつけていた小学6年生の男性担任教師(35)、大分県では小学2年生担当の20歳代の男性教師がデタラメなテストの点数を学習連絡票に書いて保護者に渡していたことが分かった。
あきれて声もない。学校現場は大丈夫だろうか。
地元の教育委員会は「まさかと思うような職務怠慢だ」「あってはならないことだ」と口裏を合わせたような発表をして済ませているが、「まさか」「あってはならないことだ」というのは子どもの親たちの方だ。たまたま同じ時期に発覚しただけで、よく調べれば他にもいあるかもしれない。
32年間も無免許のまま教壇に立っていた女子教諭の場合は、大学の教職課程で必要な単位を修得したが、大学4年の時に体調を崩していたため、大学が一括して行う免許申請をしてなかったようだ。教員採用試験に合格し県立高校教員に採用されたため、そのままにしたという。思い悩みながらも言い出せず、無免許の形で続けてきたという。
勤務態度はきわめてまじめだった、と何だか同情を買うような県教委の言いわけだが、4校で生徒7700人に保健体育を教えてきた。32年間と言えばほぼ教員生活を全うしたような長さであり、県教委は授業内容は「適切」と判断、採用日にさかのぼり失職扱いとしたそうだが、同じように採用試験に合格しながら採用されずに終わった教師志望者はくやしい思いだろう。
学校で決められたテストの回数の4割程度しかやらないで成績をつけていた京都の教師、校内テストの点数をいい加減に書いて保護者に連絡していた大分の教師は、明らかに教師失格だ。一部のテストは採点もしないで、紛失させているそうだから、教師としての自覚もないのだろう。こんな教師を合格させているのは京都や大分だけではないだろう。至急、全国調査して発表すべきだ。
川柳「朝囀」そういえば 全員「優」の 教授あり (誠)
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