戦争あおって政権手さぐり…ぼろもうけだね
集団的自衛権の行使を容認する安全保障関連法が29日施行されたのに伴って若者を巻き込んだ野党の反対行動が激しくなっている。折しも参院選挙、衆参同時選挙まで予想される事態とあって、あわよくば政権打倒の局面まで手探りするという激しいものになりつつある。投票権18歳化の流れに一歩早く乗った高校生までがデモに繰り出すという事態に大人たちはただオロオロするばかりだ。
合流新党の旗揚げと重なった民進党は、野党挙党体制の構築をめざし、平和と立憲主義を守る姿勢を強調した。共産党とは安保法廃止で歩調を合わせている。PKOの「駆けつけ警護」や自衛隊への新たな任務付与を安倍政権が先送りしたことを参院選でのマイナスを避ける狙いだと攻めまくるが、参院選へ若者や反対勢力を煽って火をつけているのはむしろ野党の方だ。
戦争法だ、戦争立法だと安保関連法に「戦争」のイメージを植え付け、若者や婦女子に対して殺す、殺されるといって「恐怖感」を煽っているのは野党だ。激変する国際情勢の中で安全保障をどう保持するのか、国の守りをどうしようとしているのか、全く示そうとしない。安保法制の違憲性を叫んでいるだけだ。平和憲法、平和主義を呪文のように唱えているだけで国家を守れるのか。
集団的自衛権の行使は主権国家が構成する国際社会では自然権であり、当然の権利である。当然の権利だから、それをわざわざ自国の憲法で規定しているような国はない。集団的自衛権の行使は戦争をするためではない。戦争にならないように備えるためだ。いうなれば「抑止効果」が生命なのだ。集団的自衛権の行使は備えて使わず、使わせず―それが本旨だ。
川柳「朝囀」「戦争」で 政権取れりゃ ぼろもうけ (誠)
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