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2016年5月

2016年5月28日 (土)

被爆地に届いたオバマ演説…核廃絶にいっしょに進むのだ

人類に初めて原爆を投下した国の大統領がその被爆地で核なき世界をめざす決意を表明するというのは皮肉というしかない。人間は本当に愚かだと思う。オバマ大統領の勇気ある広島訪問は、悲劇を二度と繰り返さないぞという思いと核廃絶への決意をすべての人々の心に打ちこんだ。

 

午後5時25分、現職の米大統領として初めて平和公園に到着したオバマ大統領は直に平和記念資料館に入った。今にとどめる被爆の悲惨をつぶさに見た。焼けただれた少女の洋服、コンクリートに焼きついた人影、祖母と遊んでいるところを原爆に直撃され「水を」「水を」と叫びながら死んでいった8歳の坊やのへし曲った三輪車…大統領は核廃絶への思いを一段と強くしたに違いない。

 

過去を清算し核廃絶の未来に向かえる。原爆の悲惨さを直視すれば大統領の核なき世界への取り組みはこれまでと比べものにならないほど進むはずだ。オバマ大統領こそ核のない世界へと進め得る勇気と信念があるリーダーだ。被爆地の誰もがそう信じて大統領の声に耳を傾けた。オバマ大統領はそれにしっかりこたえるべく、分かりやすい言葉で切々と語った。

 

広島、長崎を人類の道義的な目覚めの出発点とすべきだ。自国米国を含めて核を持つ国は核を減らすため恐怖と闘う勇気を持たなければならない。大統領はひと言ひと言、自らに言い聞かせるように語りかけた。被団協代表委員坪井直さん(91)と握手しその活動の労をねぎらった。被爆死した米兵捕虜の慰霊を続けている被爆者の森重昭さん(79)の肩を抱き寄せ、やさしく声を掛けた。

 

そういう一つひとつの言葉や行いにオバマ大統領の思いやりが現われており、理屈抜きで歴史的な大統領の訪問を被爆地の人々は喜んだ。大統領の犠牲になられたすべての人々への追悼と不戦の誓いを実感として受け止めることができたからだろう。核廃絶は私たちもいっしょにやるのだ。2016年5月27日という日が核なき世界を信ずる人たちにとって「希望の日」になったと信じる。

 

川柳「朝囀」 思い込め 道義の目覚め しぼり出す (誠)

 

 

 

 

 

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2016年5月19日 (木)

会見の都知事の腰折れ30度…45度まではもつまい

「まことに申し訳ございません」…舛添要一東京都知事の腰の折れ具合が日に日に深くなっている。今、水平30度くらいだが、果たして何度まで下がり続けるのだろうか。跳ね返るようなことはないだろうが、45度ぐらいが限界だろうか…もちろん、その時は辞任あいさつになっているだろうが…。

 

やあ、とにかく次から次へと出てくる出てくる。別荘への公用車通勤、家族旅行の宿泊代や食事代、温泉入浴代だけかと思ったら、ネットで美術品を買いあさったり、それも政治資金、政治献金で支払っていることがバレだした。国会議員時代からケチでしわん坊で守銭奴だったと旧悪が出てくるわ出てくるわ…私的な買い物を公金で支払う、政治家としては一番質が悪い。

 

会見の度に「ご心配をおかけしてすみません」と言っている。「心配をおかけして」って、もちろん東京都民や国民が心配しているというのだろうが、誰も心配なんかしていない。怒っている。あきれているんです。都民も誰も知らないだろう…といい気になって税金や政治資金をネコババする。バレないとでも思ってるんですか? 知事の首をすげ替えようと情報を流している輩がいっぱいですぞ。

 

多分、ここ2週間ぐらいびくびくしている知事や市町村長が多いのではないか。

よく出張する。大したことない仕事で外国に出掛ける。官舎でも自宅でもない隠れ家に公用車で密かにご帰宅する。そういう市町村長や知事もいるやに聞こえる。だが、なぜか新聞、テレビはそれを追跡しようともしない。東京都知事の首のすげ替え1点で参院選前の揺さぶりは終わりなのかな。

 

 川柳「朝囀」金の毒 効きはのろいが 命取り(誠)

 

 

 

 

 

 

 

 

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2016年5月17日 (火)

ますます疑わしい…五輪誘致疑惑の2億円

日本オリンピック委員会の説明を聞いてもよく分からない。分かりにくいということはそれだけ複雑なカラクリになっているわけで、それだけ胡散臭い。国会でも取り上げられたが、招致委員会がシンガポールのコンサルタント会社に振り込んだ280万シンガポール㌦約2億2200万円が招致のための買収ワイロだった疑いは晴らせていない。

 

 招致委員会理事長を務めた竹田恒和JOC会長の「何ら問題はない」というひと言だけが明確であり、なぜ問題がないのかという状況説明はなしのつぶてだ。多額の金の支払先が外国であり、それが一体誰に向けて払われたものか、微妙な人間関係につながっており、新聞、テレビの報道ではほとんど理解不能だ。それだけ疑わしいと言われても仕方がない。

 

 疑惑に絞ってチェックしてみる。280万シンガポール㌦は2013年にシンガポールのコンサルタント会社に送金されたが、竹田会長は「業務に対するコンサルタント料だ」と言っただけで、2億円を超すコンサルタント業務とはどんなものか説明がない。使途も知らないという。当時、国際陸連コンサルタントだったパパマッサタ・ディアク氏に渡った疑いは残ったままだ。

 

パパマッサタ氏の父親であるラミン・ディアク氏は前の国際陸連会長で、アフリカの国際オリンピック委員会に強い影響力を持っていた。日本の招致委員会はこのラミン氏を票集めのキーマンの一人とにらんでいた。巨額のワイロは最終的にパパマッサタ氏を経て父親のラミン氏に渡ったという図式だろうか。フランス検察当局もそこに捜査の焦点を当てているようだ。

 

いずれにしろ日本オリンピック委員会は、まず何よりもシンガポールのコンサルタント会社に多額の料金を支払った「コンサルタント」が具体的にどんなものなのか、その細目をしっかり国民に説明することだ。ただ「問題はない」というだけではかえって疑惑をふくらめる。もちろん、国民の一人として疑惑が晴れて、心も晴々として2020年東京五輪を迎えたいと思っている。

 

 川柳「朝囀」呼びたいか さて嫌なのか 五輪かな (誠)

 

 

 

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2016年5月15日 (日)

人を見る目ない東京都民…相次いで腐敗の都知事選ぶ

 

言っちゃあわるいが、東京都民は本当に人を見る目がないねえ。だって、舛添要一、猪瀬直樹と相次いで都知事が金にまつわる疑惑でつまずいた。公金を私的に使う。公私の分別ができない。ケジメがない。そういうあぶない人物だということを見破れず、いずれも圧倒的な支持票を出して都知事に当選させている。都知事選を選び抜いたじゃなくて、ただ投票しただけなのだ。

 

私たちの知事じゃなく東京都民の知事だから、本当はどうでもいい。しかし、日本の首都、玄関のリーダーだから、そうは言っても、あまり汚れた人物では諸外国から笑いものにされちゃう。ニューヨークやパリ、ロンドンの市長が公金の使い方が荒っぽい上、家族の旅行代や食事代を公金から出して知らんぷりをしていたと聞いたら、「何とみみっちい」と軽蔑するだろう。

 

ブルックリン橋も凱旋門もビッグベンも薄汚れて見えるに違いない。いや、諸外国は中国の後塵を拝する位置に落ちた日本では東京都知事も家族を養えないほどの薄給になったらしいぞ…と心配、軽蔑しているだろう。家族が寝泊まりしているホテルで会議を開かなければならないような緊急の重大事って何だろう。その緊急案件をよく説明してほしい。

 

「公私混同」「公金に対する鈍感さが問われている」「ケジメをつけたい」「あとは都民の皆さんの判断に任せたい」―舛添知事が自らそう言ってるのだから、都議会も都民も出直しを算段した方がいい。リコールは日数がかかるから辞職勧告、出直し選挙…というのが手っ取り早い。いずれこのまま2020年東京五輪・パラリンピックもケチがついたままやれないし何もかも出直しだ。

 

川柳「朝囀」説明する 公私の区別が 分からない (誠)

 

 

 

 

 

 

 

 

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2016年5月12日 (木)

冷静かつ未来志向の被爆地…オバマ大統領の歴史的訪問

オバマ米大統領の広島訪問について新聞、テレビは大々的に紙面と時間を割いている。当然のことだ。広島、長崎の被爆地のみならず私たち多くの国民が今世紀中はあり得ないと思っていた原爆投下国の現職大統領の訪問だ。評価、賛同、感動もあれば異論、批判、怒りもある。それくらい被爆地の悲しみと苦しみは深く、長く、一片の報道で語り尽くせないのだ。

 

 「憎しみだけでは平和は来ない」「ようやく過去を清算し、核廃絶の未来に向かえる」「原爆の悲惨さを実感すれば大統領の発言はこれまでと比べものにならないほど迫真になるはずだ」「プラハ演説の後に来てほしかった…ちょっと遅すぎたではないか」「謝罪は求めない」。被爆地の声が思いのほか冷静なのに驚かされる。それだけ悲しみ、苦しみが深く、来訪を待っていた。

 

 被爆地が求めるのは原爆投下国への報復でも怨念を晴らすことでもない。悲惨な結果しかもたらさない核兵器が二度と使われることがないよう、核兵器の廃絶、平和で安全な世界の実現である。オバマ大統領こそそれを進め得る勇気と信念があるリーダーだと期待しているからだ。そのことを受け止めて惨状が残る広島のマチを歩き、多くの人の声に耳を傾けてほしい。

 

 原爆投下が戦争を早く終結させ多くの命を救ったという原爆投下正当論の根強い米国社会だ。「広島訪問はその謝罪と受け止められかねない」という危惧がある。いや、批判だ。しかし、大統領は犠牲になられた全ての人々への追悼と不戦の誓いを優先させている。「大統領の決断の根底はゆるぎない日米の同盟関係への信頼だ」というケネディー駐日大使の言葉も真実だろう。

 

 「第二次大戦を開戦した加害者の日本が被害者を装おうとしている」。中国や韓国のメディアは国連論争を持ち込んで盛んにそうけしかけている。歴史的訪問をそんな思惑で汚そうとするなど愚かだ。このタイミングの大統領訪問の実現は安倍政権の参院選戦略そのものだ―どこかの政党の邪推をそのまま報道する新聞、テレビもそれに劣らず貧相そのものだ。

 

 川柳「朝囀」へそ曲がり なんで素直に 受け止めぬ  (誠)

 

 

 

 

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2016年5月10日 (火)

旧みんな渡辺代表お維新から出馬…8億円疑惑説明が先だよ

 

衆院だろうが参院だろうが、国会議員ならどっちでも構わない。立候補するにあたって公認だろうが、推薦だろうが、支援してもらえるなら何党だろうが構わない。金バッジを胸に付け、「センセイ」「センセイ」と呼ばれ、何もしなくたって毎年1億円を超える議員報酬やら手当、さらには政治献金をもらえるなら、何だっていいんだ。遮二無二、政界復帰をめざす人たちはそんならしい。

 

 

 

化粧品販売大手の経営者からの8億円という巨額政治資金借入疑惑で検察審査会の申し立てを受けたが、嫌疑不十分で不起訴になった旧みんなの党代表、渡辺喜美前衆院議員が夏の参院選で、おおさか維新から立候補するという。おおさか維新の会との調整が済んで、今月14日に正式に承認されるようだ。渡辺氏の会見記事を読んで「この人も遮二無二組だな」と思った。

 

 

 

 渡辺氏は「みんなの党がなくなったが、改革勢力がなくなっては困る。一平卒でいいからいっしょに改革をやせせて欲しいと伝え、受け入れてもらった」と言っている。一平卒…政界復帰に向けて支援を欲しいときには誰もしおらしくいうが、1年もしないうちに一転して勢力争いを画策、党を乗っ取るか分裂か、クーデターだか内乱のリーダーに豹変する。

 

 

 

 「全国に私を応援してくれる人が大勢いる」と渡辺氏は述べ、比例区からの立候補を希望したという。その通りになりそうだ。2年前の衆院選で落選し浪人中だが、政界復帰をめざすなら8億円という巨額借入金疑惑、その使途について明確に説明をしてからにすべきだ。選挙直前の借り入れ、選挙直後の謝礼メールなど政治資金の疑いは2年を経て晴れるどころかますます深まっている。

 

 

 

 川柳「朝囀」全国に 大勢いるのは 支持者かな (誠) 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2016年5月 5日 (木)

共産党との協力は選挙のためだけさ…細野氏は正直だ

 

米国を訪れている民進党の細野豪志元政調会長が、共産党とは選挙協力はするが政権協力はないと明言した。ワシントンで開かれたシンポジウムでのことだ。夏の参院選に向けて共産党と候補者の擁立調整を進めていることについて「われわれの選挙にプラスになるのでやっているに過ぎない」と述べた。正直と言えば正直だが、それでいいのかねえ…。

 

 

 

選挙は、言うまでもなく、有権者により多く、より広い選択肢を示しておこなうことが本来の姿だ。それを候補者を絞って選択の方向をねじ曲げてしまう。出馬に意欲のある人の中にはそれを当然だと理解し従う者もいるだろうが、それには疑問を抱く者もいるだろう。政権獲得に向けて協力するのは政治家として当然だという理屈は、分かるようで分かりにくい。

 

 

 

政党人としては理解できるだろうが、政党に所属しない一般人としては迷惑な話だ。細野氏がシンポジウムで述べたように民進党が共産党と協力することには違和感を持つ人が多いだろう。細野氏はその点を考慮して「共産党とわれわれが政権を共にすることはない」と述べたが、それは一種の詭弁だ。政治のカラクリがよく分からない国民に対するまやかし、落とし穴だ。

 

 

 

「選挙で自分たちにプラスになるからやっているだけだ」というのはそのことを白状しているようなものだ。外交、防衛、憲法など政策の根本で大きな開きがある政党同士がそれを抜きにして、選挙で有利になる戦略だけ走らせるというのはまさしく暴走だ。政策協議をしっかり進め、少なくとも外交、防衛、憲法の3本柱について共通方針をまとめ国民に示してからにすべきだ。

 

 

 

川柳「朝囀」理屈など どうせついても へ理屈さ (誠)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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