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2016年6月24日 (金)

番狂わせ? 離脱派勝つ…離脱ドミノ起こさせるな!

 「残留」にうしろ髪を引かれながら「離脱」を選んだ。悩める英国の選択はそんな微妙なところだったのではないか。EU(欧州連合)からの離脱を問う英国の国民投票の結果は、世界の大方の予想に反して離脱が過半数を上回り、人々は40年あまりに及んだ「欧州人」から「英国人」に戻る。

 

 EUから離脱すれば経済が受ける影響はもちろんのこと税負担など重くのしかかってくる。そういう負の影響は目に見えている。EU加盟国に輸出すればこれまでゼロだった関税がかかる。日本からの進出企業などメリットがないから英国から撤退することになろう。経済が直接足を引っ張られるだけでなく、大量に雇用を失って国民の生活をも脅かされることになる。

 

 大英帝国といわないまでも伝統と歴史の国、英国を知っている古い世代はそこに強い誇りを感じている。EU加盟後の他国からの干渉や移民増加で深刻化する医療や社会保障などを考えると「昔の英国」が懐かしい。高齢者の選択は勢いEUから離脱することに向きやすい。国境なき時代、国同士のつながりが密接にからみ合って、単独では存在しえないと考える若い世代とそこが違う。

 

 世代別人口はそれほど差がなくても確実に投票に向かう比率は高齢層が圧倒的に高い。その差が離脱派が残留派を上回る結果になったのではないか。見方によっては移民政策をめぐっての主要国間の微妙な足並みの乱れが高齢層をしてあぶない選択をさせてしまったのかもしれない。最も影響を受ける若い世代が望まない方向が選ばれたとすれば事態は深刻だ。

 

 EUとの関係を今後どうするか。EUからどう手を差しのべるか。見守るしかないが、世界経済の混乱防止にはすべての国が力を合わせる必要がある。少なくともEU国内が泡立って不安定化し、「離脱ドミノ」などにならないことを念じたい。新しい「英国」の運びには新しいリーダーが必要だとキャメロン首相は辞任する意思を表明したが、国の進路選択の難しさをつくづく思う。

 

 川柳「朝囀」離脱派を 「主権」の囁き 突き動かす () 

 

 

 

 

 

 

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