東京都議会、リオ五輪視察を取り止めへ…厚顔やっと気づいた
東京都議会の各会派はリオ五輪の視察を中止する方針を決めた。当然だ。舛添要一前知事の高額な海外出張費をやり玉にあげ辞職に追い込んでおきながら、自分たちは当初予算の6200万円を大幅に上回る視察費用を使って視察旅行としゃれ込んでいるわけにはいくまい。一時は予定より7人も参加議員が増えたんだから、取り止めになったとはいえ常識にもかからない人たちばかりだ。
東京都議会は政治家の風上にも置けない人たちだと先日書いたばかりだ。舛添前都知事の高額出張費に難くせつけて辞職に追い込んだが、自分たちは昨年10月の英国ロンドンのラグビーW杯視察で条例規定額の2倍を超えるホテル代などを使っていた。それに加えてリオ視察を計画していたわけで、都民の貴い税金をためらいもなく湯水のように費消しようとした厚顔の人たちだ。
ラグビーW杯視察に参加したのは議員11人と随行職員3人の14人で視察総額は1970万円かかった。飛行機はエコノミークラスではなくビジネスクラス、ホテルは条例の規定額の2倍以上だった。問題の宿泊費はロンドンの規定上限である1泊2万9000円をはるかに超える8万2600円で随行職員も含めて5泊した。それも都民には一切報告してなかった。
新聞、テレビは何で沈黙してたんだ。正義はあるのか。舛添つぶしであれだけ食らいついたのになぜだ。舛添憎し―だけでやったのか。税金の使い方を問題にするなら同じだ。金額の問題ではない。結局、叩きやすいところだけ叩くということじゃないか。政治によるメディアへの圧力うんぬんと騒いでいるが、その前に政治監視の基本ができてないじゃないか。
川柳「朝囀」よくもまあ 正義づらして いられるね (誠)
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