新都知事の初登庁、出迎えは議員2人…情けなや、自民都議団
女性初の東京都知事になった小池百合子さんの初登庁の様子がテレビに映し出されていた。その中で特に選挙で小池さんを敵に回して戦った自民党の大人げない仕打ちには怒りを禁じ得なかった。小池新知事があいさつに伺った自民党議員団の控室はもぬけの殻同然…たった2人、出迎えたといっても「私はたまたまいただけです」と小池さんを出迎える形になったことを言いわけにしていた。
明らかに小池さんの挨拶を受けないと申し合わせていたのだろう。ひどい。戦いは済んだ。そして自分たちは負けた。結果を素直に受け入れてこそ人々の信頼の上に立つ選良だ。しかも、選挙の勝敗は民主主義の主人公である都民の厳粛な審判の結果である。それを受け入れないというなら、都民を敵に回すことになる。都民のみなさん、この現実を目に焼き付けておいてください。
そのことをやがてやってくる都議会議員選挙の時に思い出してください。無礼を演じた議員がタスキをかけて候補者になっていても絶対に「1票」を入れないことです。意地悪するつもりじゃなかった、党の締め付けがきつかったので仕方なかった…などとうまいことを言って、応援を要請するかもしれない。いや、豹変も毀誉褒貶もへっちゃらな人たちです。だまされないことです。
政党や組織のボスたちの傲慢が候補者調整の過程でさらけ出されました。その傲慢にひるむことなく戦いを挑んだ小池さん、既成の政党の横暴を怒り鉄槌を食らわせた都民のみなさんの戦いぶりは、地方にいる私たちの選挙観を根底から揺さぶりました。これからあちこちの地方選挙でみなさんのように権力の横暴に立ち向かう市民、闇の力に対抗する勇気ある候補者が出てくると思います。
川柳「朝囀」負けてなお 素直になれぬ 自民党 (誠)
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