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2016年9月16日 (金)

新聞、テレビ、二重国籍批判消え、蓮舫応援合戦に

 民進党代表選は蓮舫氏(48)の完勝で決着したが、戦い済んで日が暮れてというのか、蓮舫氏の二重国籍問題は新聞、テレビ報道のほんの付け足し程度に済まされている。それでいいのか。新聞、テレビはこの問題の重大性を考えたことがあるのか。議論したことがあるのだろうか。

 

私の記憶の不正確さによって混乱を招いたことをお詫びします―二重国籍を頑強に否定し続けたが、台湾国籍が残っていたことが判明し、蓮舫氏はウソをついていたことがバレた。謝罪したのは当然だとしても、それで済む話だろうか。その程度の倫理意識で国会議員をしていることに「問題なし」と書き続けたこの国の新聞、テレビに危うさを感じる。

 

 くり返すが、違法性はなくても好ましくない。法は良識、正義、公序良俗をもって解決できない時のモノサシだ。法にかかる前に人間として問われるのが正義、良識だろう。法を作る政治家が法に判断を仰ぐことも問題外だ。特に国会議員は国益を考える。利害の衝突があった時に敵国の立場に立つことがあってはならない。その恐れがある状態で代表選に名乗り出たことが「問題なし」か。

 

 つまり、蓮舫氏の二重国籍は違法性はなくても政治家としては不適切なのだ。日本と台湾の二重国籍の疑いを指摘された背景は、まず、その不適切性だ。少なくとも蓮舫氏は一時的とはいえウソをついて立候補し党代表選を戦ったのだ。蓮舫氏はかつて国会議員としての自らの進路について「総理という選択肢も否定しない」と公言してきた。不安なしとしない。

 

 ポピュリズム政治の時代には人気がすべてなのかもしれないが、民進党に今求められるのは党勢が低迷している原因をしっかり把握し直すことじゃないのか。それを蔑にして人気や野党間での共闘に走る、いや頼り込むことは何の救いにもならない。新聞、テレビの場当たり評論に乗せられているとえらいことになるだろう。二重国籍問題の核心は違法性ではなく、政治家としての適格性なのだ。

 

 川柳「朝囀」きょうも今日 場当たり評論 あふれてる (誠)

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