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2016年11月30日 (水)

五輪会場見直し、小池都知事にあげたい銀メダル

 2020年東京五輪の会場見直し結果に対して、大騒ぎの割に成果はいまひとつ―と小池百合子・東京都知事へ厳しい声も出ている。漫画家の倉田真由美さんは新聞紙面で「今回で、小池さんにがっかりした人が多いと思う」と語っている。まあ、それだけ期待が大きかったということだろうが、知事の椅子が温まる間もない大仕事だったことを思えば銀メダルだ。

 

 会場見直しの結果は、683億円だった水泳会場の整備費が514億円に、ボート、カヌー・スプリントの会場は491億円から298億円へ、合わせて362億円も減らした。見直しの成果だ。結論先送りのバレーボール会場だが、横浜アリーナの活用となれば節約はさらに大きくなる。新聞に談話を出すほどの著名人なら直接、小池さんに進言して助けてやったらどうだ。

 

 交渉の相手は名高い、うるさ型の森喜朗元総理だ。小池さんにとっては国会議員時代の大先輩であり、今回は組織委員会会長という重鎮だ。案の定、会場見直しを切り出した小池さんは、「難くせつけるような話は困る。私はボランティアで(組織委員会会長を)やっているんだということを汲んでもらわないと…」といきなりクギを刺されてしまった。

 

 その森さんが最後には「少しでもいいものにしよう、安くしようという努力は素晴らしい。評価している」と語った。多少、皮肉が込められていたかもしれないが、小池さんの努力は伝わったのではないか。私たちもそう評価したい。ただ、開催経費の上限として組織委が示した総額2兆円はコーツ東京五輪調整委員長ならずとも高過ぎる。小池さんにはもっと減らしてもらい金メダルをさしあげたい。

 

 節約しても2兆円じゃ、五輪を招致、開催できる国は限られてしまう。わが国も

2020年を最後にしなければならないかもしれない。わが国は国際イベント、公共事業になると経費、費用が水ぶくれするのはなぜか。今回の見直しはそういう面まで求めている。施設の建設や事業をただで請け負えとは言わないが、国際社会への貢献の意義とケジメを一考すべきだ。小池さんならそれができる。

 

川柳「朝囀」小池さん 早々あげる 銀メダル (誠)

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