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2016年11月16日 (水)

大番狂わせの余波日本でも…課題先延ばしの政治危うし

 

大番狂わせは日本でも起きるぞ! 格差社会の実相に政治家は目を開け! トランプ当選の余波は日本でもおさまるどころか日に日に広がりを見せている。それも選挙という選挙は,ことごとく貧困層によって番狂わせの結果につながるという。番狂わせよりもその“お告げ”の方が怖いくらいだ。

 

米大統領選挙の予想が狂った背景はあげればきりがない。大産業集積地が景気後退の打撃で失業者が続出、その上で不法入国者によって仕事を奪われる。その遠因は既得権に守られた上流階級、企業家や政治家が社会の崩壊に何の配慮もしない。貧者は捨て置かれている。クリントンの華やかな経歴はその既得権者の象徴とされ、下層社会は投票を通して一気に”腹いせ“に出た。

 

トランプの「壁を築いて不法移民をとめる」「不法移民から仕事を取り返してやる」のひと言は下層社会にはよほど魅力的だった。つまり、傷つき病める国にとって既得権階級は夢でも憧れでもない。単なる反発、報復の対象でしかないのだ。

メディアも評論家も怒りのマグマが溜まり続けていることを無視し、もっともらしい既得権階層のうわべの話をまき散らしてきたに過ぎない。

 

 でも、そういう現象はわが国にだってすでに起きている。「自民党をぶっ壊してやる」と言って、自民党への不満層を掻き集めて”まさか“の首相就任、郵政民営化一本背負って総選挙を大勝した小泉純一郎元首相、子ども手当や最低7万円年金などバラマキ政策で子育て世代や老人層の不満を一網打尽にし、政権を奪取した元民主党の小沢一郎氏など…何も違わない。

 

 そういう社会の出現は、政治の裏切りに起因する。現在の“格差社会”をこのまま続ければ起こり得るし、政治が地方、中央を問わず”格差“の象徴となってしまっている現実は非情に危うい。そこへの不満や反発を吸収するような声が登場すれば、トランプ現象はどこでも生まれる。目の前の課題と向き合わず、先延ばしを続けている政治への警鐘であることは確かだ。

 

 川柳「朝囀」トランプを 演じたいけど 度胸なし (誠)

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