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2016年12月 8日 (木)

森さんに負けた小池都知事だって…見当違いの週刊誌

 「森喜朗」に完敗の「小池百合子都知事」―8日発売の週刊誌が一斉に大見出しでそう騒ぎ立てている。2020年東京五輪の会場見直しで、結論先延ばしになっているバレーボールの横浜アリーナ案が横浜市の「反対」で困難になり、見直し前の原案通りに決着しそうな状況になったからで、「小池知事、3連敗! 」「小池さん、完敗」などと書き立てている。

 

スポーツの祭典だから、見直しは勝ち負け、勝敗というのだろうが、薄っぺらだ。横浜市の林市長は有明アリーナ新設案を希望する声が圧倒的で横浜アリーナ利用に変更は無理―と言ってるが、その声は競技関係者の声だ。市民の声は圧倒的に横浜アリーナ歓迎だ。競技関係者は施設の新設を希望するだろう。使い古したコートより真新しいコートがいいに決まっている。

 

うるさ型の元首相、森さんに睨まれたら面倒だ。別に小池さんに味方する義理もないし、ほかに多額の経費を出して2020年東京五輪には十分に貢献しているという判断だろう。それに国際オリンピック委員会(IOC)幹部や競技組織幹部が厳しい発言をしているので、横浜市の担当者が一歩も二歩も引いた判断を林市長にあげているのだろう。茶坊主どもはどこでもそうだ。

 

 それにしても小池都知事が切り込んだ会場見直しは「完敗」なんかじゃない。前にも書いたが金メダル級の活躍だ。683億円だった水泳会場の整備費が514億円に、ボート、カヌー・スプリントの会場は491億円から298億円へ、有明アリーナだって404億円から339億円へ、合わせて411億円も削減できたではないか。これが「完敗」なんて、どこに目がついてるんだ。

 

 開催経費の上限として組織委員会が提示した総額2兆円にはコーツ東京五輪調整委員長から「高過ぎる」という声が出ている。小池都知事はそこにさらに切り込みをかけている。それよりわが国は国際イベント、公共事業になると経費、費用が水ぶくれするのはなぜか。「頭の黒いネズミ」がどこにいるのか、週刊誌は迫るべき先を間違えている。その熱意はないのか。

 

川柳「朝囀」 またですか 切りやすい先 向かうメス  (誠)

 

 

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