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2017年5月

2017年5月21日 (日)

聞き飽きたか、いじめ死事件…あっさり報道の新聞、テレビ

 

 好き勝手なことを言うと叱られるかもしれないが、新聞、テレビ各社のみなさん、小中学生のいじめ事件は聞き飽きましたか。報道を見ると記事の扱いがひところに比べ簡素というか、あっさりしているのではないか。騒ぎ立てろというのではないが、有為な若い命が痛めつけられ、最期を遂げていくことは見逃しできない。  

 

 いじめ被害を訴えながら自殺した仙台市立中2男子は、口に粘着テープを貼られたり頭にゲンコツを食らうなどの体罰を受けていた。市や教育委員会も体罰が自殺の引き金になったと認めており、聞き逃しにできない。学校のアンケート調査にもズボンを下げられたり暴言を浴びせられるいじめ被害を訴えていた。

 

 丁寧に話を聞いて対処していればいじめはおさまったかもしれない。それなのに先生が体罰を加え、いじめに加担していた。男子生徒は仲間たちにいじめられても、先生だけは味方になって助けてくれる…そう信じていただろう。その望みを断たれた時の男子生徒の絶望感は想像を絶する。

 

 いじめに先生が加担といえば31年前、東京中野区富士見中2年、鹿川裕史君の事件を思い出す。いじめに苦しみ学校を休んだ鹿川君の机の上に線香を立て、裕史くん安らかに…という添え書きを立てる“お葬式ごっこ”に先生も加わっていた。鹿川君は絶えられず自ら命を絶った。そんな残忍が繰り返されたのだ。

 

 いじめ死事件ゆるすものか―新聞、テレビはそう訴えてきたじゃないか。こういう学校を新聞、テレビが叱らなかったら、一体、誰が叱るんだ。自殺後に行われた市教委の調査にも体罰教師たちは名乗り出てもいなかった。都合わるいことはみんな握り潰してしまおうというのが学校だ。人の命を何と心得ているんだ。

 

川柳「朝囀」 書く覚悟 なんてないのに 記者のツラ (誠)

2017年5月15日 (月)

「地毛証明書」すぐやめろ! 競馬馬じゃないんだ

 黒はいいが、茶はダメだ…今、東京の都立高校ではそんな騒ぎになっている。「地毛証明書」なんていうものも出させているらしい。私は生まれつきこんな色、くせのある髪をしていたんですと証明する写真もいっしょに出させているという。

 

 ははあ、教師たちは生徒を芝やダートのコースを走る競走馬と勘違いしているんだな。そう思って一瞬ふきだしてしまった。でも、ことはそんな笑いごとではない。髪の色や形態はそれぞれの個性だ。一人ひとりが異なる遺伝子を持っている証明だ。

 

それを認めることが個性、個の尊厳を認めることだ。それなのに一律に黒い、直毛だけを認めようというのは人権の侵害だ。赤や茶髪の生徒が目立っては学校の評判が悪くなる。そういう外聞ばかり気にして生徒の個性を塗りつぶしてしまう。恐ろしい。

 

研修会では生徒の個性を伸ばそうと唱え、文科省が先頭に立って「個の自立を」と指導通達を乱発するのに、やることはすべてその反対だ。どうかしてるね。教師は髪を染めたりパーマをかけたりするのは自由って、その理屈を説明してください。

 

川柳「朝囀」「個が大事」地毛をひっぱる そう言って(誠)

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